「新村農園」のTopページへ

年度別の記録および感想




2005年(平成17年)の記録および感想


 この4ヶ月間、農業は楽しかった!精神的に充実していた。
4月、5月、6月、7月のこの4ヶ月間、農業(野菜作り)による収入は微々たるものであったが、張り合いがあり農業は楽しかった!!

収穫を終えた作物の後かたづけで感じたこと

 4月~7月の4ヶ月間では、「えんどう豆」、「たまねぎ」、「つるなしインゲン」、 「夏大根」の一部、「スィートコーン」、「とうもろこし」、「きゅうり」の一部の収穫が終わった。 「えんどう豆」と「つるなしインゲン」、「スィートコーン」はかなりの収穫があったが、 「たまねぎ」、「夏大根」、「とうもろこし」、「きゅうり」はあまり上出来ではなかった。 「きゅうり」は病気にかかって収穫が持続しなかった。 病気の原因は有機肥料の堆肥を元肥に入れるのが不足していたようだ。 病気にかかっても「完全無農薬」だから何もしないが、 インターネットで調べていたら「耐病性を高めるためには、堆肥を元肥にたくさん入れること。」とあった。
これらの作物の収穫が終わり、支柱やマルチビニールなどの後かたづけに入った時には「ご苦労さん!」と感謝の念でいっぱいになった。

たくさんの野菜が自給できた。

 ピーマン、インゲン、スイカ、日向黒皮カボチャ、茄子、ししとうがらし、・・・と時期に応じて台所にはたくさんの野菜があふれていた。 スイカは今年は、お中元で人にあげたり、自分で試食したにとどまったが、 スイカ以外の作物は生産者直売所に出してたくさんの方に買っていただいたものと思っている。 ただ、日向黒皮カボチャだけは殆ど売れなかった。 直売所での売れ残りの大半は自家用に回したので、我が家の台所は自分で作った野菜に関してはあふれていた。 茄子などは処分に困るくらいであった。

中央卸売市場での価格が安くて悔しかったこと

 所詮、中央卸売市場(いわゆる市場)は地方から大都会向けの「見栄えが良くて」、 長時間の輸送に耐えられる「傷が全くない品物」でないと「買いたたかれる」か、 あるいは「買い手も付かない」ありさまになりかねない。

本当に「農薬を使わんと作物は出来ない!」のか?

 見栄えや形が良くて傷や虫食いも全くない品物を作るには農薬を使わざるを得ないのであろうか? しかし、私は、農薬は絶対使いたくない!完全無農薬で通したい!



2015年(平成27年)の記録および感想


 2005年から10年経った2015年(平成27年)では、農業(とても「農業」と言えるものではなく、 趣味の野菜作りだが・・・)に対する考え方がはっきりと変わってきている。 2005年~2007年の時点では野菜を作って「販売する」、「農業収入を得る」という考えが強かった。 直売所などで販売することが多かったが、小規模な野菜作りなので、 年間にして「ほんの小遣い銭を稼ぐ」という程度のものに過ぎなかった。
 しかし、2010年あたりからは、「自分の健康のために無農薬の野菜を作る」とか、 余った野菜を「無農薬栽培です。」と言って他人あげたり、 「自給自足」と言っても「ほんの一部の自給」にしかならないが・・・。 収穫した野菜や果樹(サツマイモやジャガイモ、里芋、えんどう豆、玉ねぎ、日向夏みかん、レモン、温州ミカンなど) を、自家使用するために「冷凍保存」しておくことが中心になってきている。


「新村農園」のTopページへ