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CO2の排出を減らして地球温暖化を防止しましょう!


廃食油を焼却したり、捨てたりすることの問題点とこれらの解決策


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廃食油を川に流すと河川が汚染され魚が住めなくなる!
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 天ぷらなどを揚げた使用済みの食用油などを生活排水として、下水道に流して捨てると水質汚濁などの環境汚染につながるそうです。 魚が住めなくなったりします。 たとえば、大さじ一杯(約15cc)、重さに換算すれば約13.5g(比重は約0.9)の使用済み食用油を川に流した場合、 魚の種類によっても違うでしょうが、いろいろ調べてみると、「風呂桶10杯(約25リットル)のきれいな水が必要である。」とか、 あるいはまた「約300リットル(なんと!18リットルのポリ容器で約16.7杯)の水が必要になる」とあります。
 どちらにしても、「魚が安全に生息できる水質にまで回復するためにはたくさんのきれいな水が必要になる。」ということです。 ヤマメやイワナなどのきれいな水の中で生息する魚にとっては大量のきれいな水が必要になるのです。 「もし、大量のきれいな水が上流から補給できなければこれらの魚は死んでしまう」ということです。 ある程度濁った水の中でも生きていけるコイやフナなどにとっても水質汚濁は深刻でしょう。 もうすでに弱い魚であるヤマメやイワナが生息できる場所は少なくなっているのかもしれません。 いや、確実に生息できる場所が減っていると思う。私は生物学の専門家ではないが、そう感じます。
廃食油の焼却をやめて環境汚染の要因を少しでも減らしましょう!
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 河川や大気、土壌などの環境汚染の要因はいろいろあげられるでしょうが、すこしでも環境汚染の要因を減らすためにはどうすればいいのでしょう? 天ぷら油などの廃油は捨てずに回収してバイオディーゼル燃料(BDF)に加工してディーゼル車の燃料にすることで 地球温暖化防止にもなるのだそうです。
 なぜかというと、これまたいろいろ調べてみると、普通のディーゼル燃料(石油から作られる)を使った場合に比べて、 二酸化炭素(CO2)の排出量が3割以下に減少するそうです。
 各家庭が廃食油を可燃ゴミとして出し、焼却処分されてCO2(二酸化炭素)が発生するよりも自動車の燃料として 再利用された方が地球温暖化防止になると思う。
 近年、南極や北極の氷が溶け出し、海水面の上昇により、洪水などの様々な異常気象が発生しているのも地球の温暖化も一要因ではないだろうか?
都市を「大油田」に変身させよう!
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 先日、ラジオで「名付けて東京油田」なる構想を耳にしました。 それは、大都会の東京の各家庭から出される使用済みの食用油を回収して、BDFに精製して自動車の燃料にしようというものでした。
 ある地方都市ではレストランやホテルなどで廃食油の半分位は「業者回収」という形で回収されているけど、 残り半分の大部分は各家庭や事業所から「燃えるゴミ」として出されていて焼却処分されたり、一部は川や下水道に流されているそうです。 やがて石油が枯渇するかも知れません。各都市の家庭から出る廃食油を回収して自動車の燃料として利用するようになればいいですね。 関東・首都圏大油田」や「関西都市圏大油田」などの「油田」が各地に出現するのも夢ではありません。
農村地帯も「油田」に変身させよう!
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 家庭から出される廃食油を自動車の燃料に精製するのではなく、 「なたね」や「ひまわり」、「さとうきび」などの植物油から直接、自動車の燃料に精製することも可能だそうです。 すでに、ドイツなどではおこなわれているという話を聞きました。 そうなれば、「宮崎平野農村地帯」が「油田」に変身するのも夢ではありません。 各地に荒れた休耕田がたくさんあります。これらを活用して「緑の油田」に変身させることも可能です。
化石燃料に依存せずに少しでも地球の温暖化を防止しましょう!

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