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グリーンピース(えんどう豆)


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 えんどう豆は毎年、場所を変えて植えます。 同じ場所に植えると「連作障害」を起こして生育が悪くなるので場所を違えて植えます。 種は最初は毎年購入していましたが、最近は(2006年位以降)毎年の収穫の一部を種として保存しています。 種を入れるのは10月の下旬くらいです。 えんどうは「神武様(宮崎神宮大祭)の頃に植えろ」という言い伝えがあります。

平成17年(2005年)の栽培風景(↓)


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2005年4月21日撮影

 えんどう豆は毎年かかさず栽培している作物のひとつです。 えんどう豆を収穫して「マメむき」をするのは「なんとも言えない春の風物詩」です。 収穫のよろこびを感じます。

平成22年(2010年)の栽培風景(↓)


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2010年3月26日撮影

 平成22年(平成22年)は例年に比べると15%くらいの栽培量でした。 例年は10mくらいの長さの列を10~12列(つまり、100m~120mくらい)は栽培していますが、 この年はなかなか時間が取れなくて栽培面積も今までで一番少ない状況でした。 例年なら、市場に出したり、知人などにやったりしていますが、この年はほとんどが自家用だけでした。 (でも、自家用としては十分な量です。)

平成27年(2015年)の栽培風景(↓)


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2015年1月31日撮影

 ここ数年は約8mの畝を一列のみの栽培ですが、自家用としては十分な量です。

平成29年(2017年)の栽培風景(↓)


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 2017年(平成29年)は約40mの長さに一列(面積で約1アール)と宅地内の畑の2ケ所に植えました。 どちらも「チドリ植え」にしたので密集状態になりました。「チドリ植え」とは
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のような植え方です。今まで毎年、このようなチドリ状に植えてきましたが、 真ん中(中央部分)のえんどう豆を見つけるのに苦労します。 来年からは、「ちどり」をやめて一列に植える予定です。この方が、ちぎりやすくなると思います。

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平成29年(2017年)4月8日撮影(雨天)

栽培方針(↓)


 肥料は、「完熟鶏糞」や「完熟牛フン」などの堆肥を主に施しています。 化学肥料はえんどう豆には与えません。前作の作物に与えた化学肥料が効いています。 堆肥以外には、他の作物の畝の手入れで出る草(完熟させた方がいいのでしょうが、 間に合わない場合には生草)を埋め込んで畝に仕立てています。 もちろん、完全無農薬です。 エンドウ豆は無農薬で栽培しやすいのですが、「やれ、病気が発生したので・・・」とか 「虫がついているので・・・」とかいう理由で農薬をかけている人を見かけます。 安心して食べるためには農薬を使うことはないのにな~と思います。

 えんどうのつるを支える支柱には竹を立ててやります。 「きゅうりネット」などのネットを使った年もありましたが、 作物のためには、また、後片付けの時の作業のやりやすさを考えるとやっぱり竹の方がいいようです。 竹だと竹取りの手間など時間はかかりますが、強風にも強くなるようです。 畝つくりの時には「穴なしの黒マルチ・ビニール」で覆ってやると草が生えないので安心です。 地球の環境保全のためにはビニールを使うべきではないのでしょうが、 廃ビニールは年に一度はリサイクル業者に持ち込んでいます。

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