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完全無農薬で栽培している作物


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 「完全無農薬栽培」は最初から実践しています。 自分や家族をはじめ、販売する作物や、おすそ分けして他人にあげる作物が 「安全・安心」といえるためになるべく農薬は使いたくない!という気持ちから 無農薬で栽培していますが、無農薬で栽培しやすい作物と無農薬では栽培が難しい作物があります。 私は、今まで無農薬で栽培できる作物しか作ってきませんでした。
 畑の虫や草、地中に棲んでいる細菌類や微生物は私たちの大切な仲間です。 これらは非常に重要な働きをしています。害虫という虫はいません。雑草という名の草もありません。 これらはすべてこの地球上に生きている大切なパートナーであり、大切な働きをしています。

完全無農薬で栽培できる作物

【根菜類】 ・・・土の中で育つ根菜類は無農薬で十分栽培できる作物です。
      さつまいも、サトイモ、しょうが、じゃがいも、京イモ、大根、カブ

【葉菜類】(葉物野菜) ・・・次の作物は虫食いが少なく、無農薬でも十分栽培できる作物です。
      ねぎ、玉ねぎ、わけぎ(せんもと)、ニラ、にんにく

【果菜類】 ・・・果実を食べる果菜類の中でも、次の作物は虫食いが少なく、無農薬で栽培しています。
      ピーマン、ししとうがらし、オクラ、ナス、スイカ、メロン、カボチャ
 「スイートコーン」は無農薬で栽培していましたが、 本格的に栽培を始めて出荷しようとすると農協などが、「減農薬栽培」を指導しています。 「虫食い状態」のスイートコーンは消費者が買わないのでしょうか? 「虫が一匹入っていた」という理由でクレームをつける消費者がいるのも事実です。



「私にとっては」無農薬では栽培が難しい作物
(無農薬で立派に栽培している方もおられますが、私はこれから挑戦します。)

 キャベツ・・・などの「葉物野菜」
 平成22年(2010年)5月に栽培したキャベツはひどい虫食いにあって無残な姿でした。 自分が食べる分位は残りましたが、とても売り物にはなりませんでした。 しかし、「防虫ネットを使えばキャベツも無農薬でもできますよ。」と、最近(2017年)、ある人 から聞きました。その人は「専業農家」ではなく、趣味の範囲で野菜を作っている人です。 私は、今まで、防虫ネットは使ったことはありませんでした。早速、挑戦してみます。



草の大切さ~「雑草」はない!

 草が大切な働きをしていることを理解もせずに、除草剤という名の化学薬品で根っこまで枯らしていまい、 土壌消毒剤(薫蒸剤)をばらまいて、地中の虫たちや微生物を殺してしまう、 虫がついたからと言っては農薬を撒いて虫を殺してしまう今の農業はどこか間違っていると思っています。 大自然の循環の法則に反しているのです。
 農家に生まれた私は、何十年にもわたって「近代農業」「生産性向上」の名のもとに推し進められてきた農業のあり方に大きな疑問を感じています。 果たして、今までの農業を今後も続けて行っていいのでしょうか?
 「無農薬では作物は出来ない」と頑固に言う人もいます。 「誰だって本当は農薬は使いたくないのだよ!」という声も聞いています。


感銘を受けた「ニンジンから宇宙へ」(赤峰勝人著)

 平成12年頃に、完全無農薬・無化学肥料栽培を実践しておられる大分県の 赤峰勝人さんの著書「ニンジンから宇宙へ」を読み感動したことがあります。
 「農業の素晴らしさ」や「農業の大切さ」、「昔からの食品文化の紹介や伝承」、 「先人の知恵を後世に伝える」ことなどライフワークとしてこの「新村農園ホームページ」を充実させて行くつもりです。



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